年々増えている電気自動車の充電スタンドですが、2020年時点で20,000基以上、全国のGSの施設数に迫る勢いで増加中です。環境問題、eco(エコ)の観点から今後も増加が予想されています!
都市部では現在充電スタンドは沢山ありますが、地方では充電場所が十分とは言えず、住宅やマンション、公共施設、ガソリンスタンド等で急速に普及が進んでいます。
国土交通省、経済産業省の発表している2030年までに次世代自動車の普及率50~70%向けて様々な企業が動いていますので、EV充電器の設置は今最も注目されれています。
EV充電設備工事
戸建てへの設置
推奨タイプ | 普通充電200V |
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エコカーとして人気の電気自動車(EV車)は、ガソリンの代わりに電気による充電が必要です。街中に充電スタンドもありますが、まだまだ多くはありません。
そこで、ご自宅に充電スタンドを設置すればとても便利です。自宅に充電スタンドがあれば、帰宅後から朝まで充電しておけば翌朝には充電が満タンの状態で出かけることができて効率的です。
電気自動車は車に標準装備されている普通充電用ケーブルをコンセントに差すことで充電する仕組みですので、ご自宅にコンセントを設置するだけでいつでも充電ができて安心です。
マンションへの設置
推奨タイプ | 急速充電or普通充電200V |
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マンション(集合住宅)に電気自動車(EV)の充電器を設置しています。
マンションのオーナー様、管理会社様、EV充電器の設置で資産性、成約率もUPする時代です!
今ならマンションへの充電インフラ設置には補助金も出ますし、充電器が付けば、マンションの「資産価値が上がる」と言えますし、今後を見据えて今のうちに「投資」しておくのも良いと思います。
駐車場の設置
推奨タイプ | 急速充電or普通充電200V |
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有料駐車場、コインパーキング、月極駐車場などに、EV充電スタンドの設置が進んでいます。
近年、電気自動車(EV車)は年々増えていますし今後も増加することが見込まれています。EV充電スタンドは必須設備になると考えられます。EV充電スタンドを駐車場に設置する事は、競合他社との差別化を図り、ご利用者様へ選んで頂ける最良の選択肢になると思います。
ガソリンスタンドの設置
推奨タイプ | 急速充電 |
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現在、大手ガソリンスタンド(サービスステーション)では、電動車両の充電ネットワーク拡充に向けEV充電スタンドの設置が急速に進んでいます。
既存客の囲い込み、社会インフラの整備、地元の方々へのライフラインの為に、EV充電スタンドの設置は必要不可欠です。
新たな収益基盤として、EV充電スタンドをガソリンスタンド内に設置しませんか?
施設の設置
推奨タイプ | 急速充電or普通充電200V |
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近年、様々な場所でEV充電器の設置が進んでいます。
戸建住宅、ビル、マンション、有料コインパーキング、ガソリンスタンド、SA・PAなどの主要な施設だけでなく、色々な場所で設置されています。
大型ショッピングセンターなどはもちろんのこと、個人経営店、病院、飲食店、学校、工場など、ありとあらゆる施設内にEV充電器の設置が増えています。
今後も施設内の設置はますます増える傾向にあり、EV充電器設置が利用施設を選ぶ一つの指針にもなっています。
EV・PHEVコンセントを設置するには
1. 電気会社との契約内容を確認する
EV・PHEVコンセントは出力が大きくなるので、現在契約中のアンペアが低い場合や電気会社との契約が100Vのみの場合などは、契約の変更が必要です。
充電設備の設置工事を行うよりも前に、分電盤の交換や200V電源の引き込みといった電気工事が別途必要になります。
EV充電時には15A以上使用するので、ご家庭の電力使用状況によってはアンペア数の契約を見直さなくてはいけません。
2. EV・PHEVコンセントが設置可能な環境か確認する
今のところ、EV充電用コンセントを設置できるのは、戸建住宅であることが基本条件となります。
集合住宅では大家さんや管理組合、他の住民と費用負担などの合意を得る必要があるため、故人の希望で充電用コンセントを設置するのはなかなか難しいところです。
戸建て住宅で設置工事を行う場合、専用ブレーカーを設置する、配線の敷設を行う、充電用コンセントを設置するといった施工を行わなくてはいけません。
EVコンセントを設置できる環境かどうかは、電気工事業者に現地調査をしてもらうのがおすすめです。
3. 専門資格を持つ業者に依頼する
充電設備の設置工事は、第二種電気工事士以上の資格を有する人が行わなくてはいけません。
第二種電気工事士とは、一般住宅や店舗などの600V以下で受電する設備の工事に従事できる資格です。
電気工事は一歩間違えると大事故につながりかねません。
感電事故や漏電による火災を防ぐためにも、専門知識と正確な技術、そして資格を持つ施工業者に依頼しましょう。
株式会社 NAO-DENKIは第一種電気工事士有資格者業者です。
EV・PHEV用コンセントの仕組みと特徴
自宅に設置可能なEV・PHEV用の充電設備の中で、一番省スペースに設置できるのが充電用コンセントです。
壁面に取り付けることができ、設置するスペースを小さく抑えられます。
ただし、充電の際は「車載充電ケーブル」を使用するという条件が付きます。
電源プラグを充電用のコンセントにつなぎ、充電用コネクタは車の充電口にそれぞれ接続するという形で充電を行います。
車載充電ケーブルは、車種によって規格が異なる専用品です。
電源プラグからコントロールボックスまでの長さが異なるので注意しましょう。
EV・PHEV用コンセントの高さや種類によっては、コンセントを取り付ける予定の壁に対して、コントロールボックスが干渉してしまう場合があります。
事前に長さを確認しておきましょう。
タイプ別EV・PHEV用コンセントの特徴とメリット
自宅などに設置可能なEV・PHEV用充電設備は、壁面取り付け充電用コンセント以外にもあります。
「スタンドタイプ」を用いた充電も可能です。
「スタンドタイプ」は車載充電ケーブルを使用する必要がなく、充電器付属のコネクタを差し込むだけというシンプルさでEV充電できます。
壁面取り付けタイプ
駐車場や建物の壁面に取り付けるタイプです。
主に充電用コンセントというと、基本的にはこの壁面取り付けタイプに含まれます。
駐車場と建物の距離が近いときに選ばれることが多い設備だといえるでしょう。
充電器本体に充電ケーブルを備えた製品もあります。
壁面取り付けタイプのメリットは、デザイン性に優れ使い勝手が良いことです。
設置用のスペースも最小で済みます。
スタンドタイプ
充電設備が独立したタイプです。
商業施設や公共施設に置かれていることが多いので、目にしたことがある人もいるかもしれません。
自宅に設置できるよう作られた設備もあるので、家庭用に置きたいという人の選択肢としても考えられます。
車載充電ケーブルを使用するコンセントタイプと、充電器本体に充電ケーブルを備えたタイプがあるので、駐車環境やお好みに応じて選択可能です。
スタンドタイプのメリットは、駐車場と建物の距離が離れていても設置できる点にあります。